さまざまな場所で活躍できる!
活躍の場
介護福祉士として働くことを想像すると多くの人は介護施設の中で働くというざっくりしたイメージかもしれませんが、実際にどのような施設で働けることができるのかを知らない人もいるかもしれません。介護福祉士は介護老人福祉施設、障害者支援施設、通所施設、在宅ケアなどの活躍の場が広いです。経験を積むことによってキャリアアップをしてケアマネージャーや独立して施設を立ち上げるといったこともできます。介護福祉士の活躍するさまざまな場所とキャリアアップについて紹介します。
介護老人福祉施設
身体上または精神上に著しく障害があり常時介護を必要としている人が入所する施設が介護老人福祉施設です。特別養護老人ホームとも呼ばれ、自宅において介護を受けることが難しかったり、認知症の方を機能訓練や健康管理などの介護も含めて行います。介護福祉士の多くが活躍している場所でもあります。
通所介護
デイサービスと呼ばれる利用者が通う介護施設ですが、介護老人福祉施設とは異なり、介護予防などにも利用されるような比較的介護度の軽い利用者が多いです。通所介護は利用者を送迎して施設で介護をするため、利用者は在宅で生活している要支援・要介護の人たちとなります。介護福祉士は介護の専門性を生かして、利用者が持つ力に注目してその能力を引き出したり維持する自立支援の仕事が求められます。
介護支援専門員
介護福祉士のキャリアアップとして、介護支援専門員であるケアマネージャーが挙げられます。介護保険制度において介護を必要とされる人のためにケアプランを作成して介護サービスを調整する役割を持ちます。介護保険を利用するにも介護保険の利用までに必要な書類などがあるため、ケアマネージャーが介護サービスを受けるための手続きを代行するような仕事です。介護福祉士として実務経験を5年以上積むことでケアマネージャーの受験資格を得ることができ、介護福祉士の代表的なキャリアアップでもあります。
独立する
介護福祉士としての経験を積むことで独立して施設を立ち上げるキャリアアップもあります。介護の現場ではさまざまな介護に関する価値観があるため、自分自身の理想の介護を行いたいと強く願う人は自分で理想の介護をすることのできる施設を立ち上げる人もいます。小規模多機能施設やデイサービスといった施設を立ち上げて、自分が行いたい介護を施設規模で実践して活躍する介護福祉士の人もいます。
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