介護福祉士になるにはどうすればいい?
介護福祉士になる
介護福祉士は介護業界の中でも唯一の国家資格を取得している人しかなることができません。介護業界には数多くの資格がありますが、介護福祉士はその中でも取得しておくことで働く際に様々なメリットが数多くある資格となります。ではこの介護福祉士になるためにどうすれば良いかについて紹介しておきますので、具体的な道を知りたい人はご参考ください。
受験資格が必要
介護福祉士は先述の通り国家資格となりますので、国家試験を受験して合格することが必要不可欠です。では国家試験の勉強だけをして受験することで資格を取得できるかと言われればそうではありません。介護福祉士の資格を取得するためには、まず受験資格を得ることが前提となります。誰でも受験をすることができるわけではありませんので、まずは受験資格を得ることから始めなければなりません。
福祉系高校を卒業する
福祉系高校を卒業することで介護福祉士の受験資格を得ることができます。制度が変更になる前の平成20年度以前に入学した人は筆記試験と実技試験を受験することが必要になります。平成21年度以降に入学した人は実技試験は免除され、筆記試験を受験することになります。
実務経験を積む
福祉系高校を卒業していない人は受験資格を得るためには実務経験を積むことが必要となります。実務経験を3年以上積むことで受験資格が与えられ、筆記試験と実技試験の両方を受験して合格する必要があります。しかし介護技術講習を受けるか、実務者研修を受けることで実技試験は免除になります。
国家試験を受験しない方法
介護福祉士は国家試験を受験して合格しなければなりませんが、例外として厚生労働大臣の指定する養成施設を卒業することで介護福祉士の資格を取得することもできます。2年以上の養成施設を卒業するか、福祉系の大学で指定科目を履修した後1年間の養成施設を卒業するといった方法があります。また社会福祉士養成施設を卒業した人や、保育士養成施設を卒業している人も1年間の養成施設を卒業することで資格を得ることができます。
しかし養成施設を卒業することだけで介護福祉士の資格を与えることに関して議論が行われており、現状では2022年度卒業生からは養成施設を卒業するだけでは資格を与えない方向に向かうことが予想されています。そのため養成施設を卒業した後に国家試験を受けることが義務化される見通しとなっていますので、これから目指す人にとっては注意が必要となります。介護福祉士になるために必要なことを詳細に学びたいという人は下記の書籍が参考になります。
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